れとろげ。

ファンタジー風創作小説『ようこそ麒麟亭へ』

2008年01月01日

バベルの耐震偽装問題

言葉はあなたに届かない。
  遠くへ飛ばすには重すぎるから。
 言葉は空に残せない。
  雨に打たれて消えるから。
 言葉は海に流せない。
  それはあまりに毒だから。
 言葉は私に届かない。
  そのわけを訊く術もない。


       ――『ウサギエル書』 第四巻5節

 巷じゃこうやってブログがSNSが流行だとか、Web2.0がどうとか騒いでいましたが、
本質的にはけっきょくパソコン通信時代のフォーラムに戻っただけなんじゃないの、という気も少しします。
 長屋だったのがエレベーター付きの高層マンションに変わっただけで。


 長屋がいちど取り壊されてからの広い空き地で旅芸人たちが、
通行人に向かって気ままに芸を披露していた時代のほうが居心地が良かった。


 もちろん、そんな空き地は今もまだ何処かにはあるのでしょうけどね。

 あと反撃のつもりでクロスカウンターくらったどこぞの2.0も早くバージョンアップしたほうがいいと思う。



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Posted by 白川嘘一郎 at 00:00 │ウサギエル書