れとろげ。

ファンタジー風創作小説『ようこそ麒麟亭へ』

2009年09月10日

別冊少年マガジン創刊号




昨日、ついに創刊されました『別冊少年マガジン』。

個々の作品は、個性的で尖ったものが多いですが、
雑誌全体としては、巻頭ピンナップで『ローゼンメイデン』のPEACH-PIT
『さよなら絶望先生』の糸色倫を描いている以外は、
さほどムチャな企画や構成もなく、まぁわりと無難な作りとかな、といったところ。。


■『どうぶつの国』 雷句誠

トップを飾るのは雷句誠の復活作。

セリフで熱い展開を描ける漫画家はいますが、
雷句先生のように、純粋に絵とコマの流れだけでそれを表現できる人は
そういないと思います。


表紙にも出てるこの生き物がタヌキのメス(ヒロイン?)だったことがまず驚きですが。

母親に捨てられた赤子が「どうぶつの国」に流れ着く……というお話。
この世界では、種族の異なる動物同士は会話ができない、という設定なのですが、
なぜかこの赤ん坊はタヌキたちの言葉がわかるようです。

それ以外にも、鳥たちとも言葉が通じているような描写があり、
この島で唯一、全ての生き物と意思疎通ができる存在なのかもしれません。



■『超人学園 混沌魍魎青春事変』 石沢庸介




新人の作品で印象に残ったのがこれ。

“超・主人公体質”で、変なキャラクターやトラブルや各種フラグをことごとく引き寄せてしまう男・徒無(アダム)が、一夜の雨宿りに立ち寄った屋敷には、
悪魔を名乗る少女・オスカが1人で暮らしていた。






「私などが 外に出たら

 人が 怖がるだろう






「周りを巻き込まないために」「周りをおびえさせないために」
他人を避けて生きてきた2人が出会うとき、
やはりトラブルが発生してしまうが……



巻き込むだと? 不幸だと……!?

 主にとっては不幸でしかないこのイベントも
 私にとっては……
 
 300年ぶりの サプライズだ!!





読切としても面白い設定ですが、最後で急展開が。
アダムとオスカは、自分達と同じように、
異能の力を持つがゆえに人の世に隠れ生きてきた超人たちを集め、
学校という居場所を作ることを決意。

 超人達の―― 反撃が 始まる

次号に続く。





■『ウィザードリィZEO』 福原蓮士 (原案/岩原ケイシ)


ゲーム関連としては、あの『ウィザードリィ』をモチーフにした作品が。




絵柄だけ見ると「これがWiz?」という感じですが、

最初に入ったダンジョンで、
レッサーデーモンにパーティーのひとりがいきなり首を飛ばされ
他の戦士と盗賊も反撃むなしくバタバタと一撃で殺されていくという
衝撃の、しかしWizのお約束どおりの展開。

ちなみに、仲間の蘇生は失敗したのかお金がなかったのか、
墓に埋葬し、残された2人で真の冒険が始まる……というところで次回に続く。

もし打ち切られるときは、ぜひ「*いしのなかにいる*」エンドにしてほしい。



■『じょしらく』 原作/久米田康治 漫画/ヤス




そして絶望先生の久米田先生が原作を担当する注目作。




「ガールズ落語家マンガ」だそうなのですが、
正直、落語である必然性がまったくなく、ネタは本誌よりヤバめ。

これではまるで、本誌より目をつけられにくそうなマイナー誌で、
さらに作画担当に責任をかぶせて逃げようという算段だとしか……




次号、超人学園の第二話と、UMAあらため春馬良の新連載『グリゴリ』が楽しみ。



タグ :別マガ

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この記事へのコメント
チェンジングナウ、好きです。単行本持ってます。
怪人がナイスですよね。
Posted by まきこ at 2009年09月14日 12:59
>■『じょしらく』 原作/久米田康治 漫画/ヤス
落語とマンガと言う絡みは、『落語天女おゆい』を思い出させますね。
もっとも、あちらは落語芸術協会が全面協力している珍しい作品ですが。

>さらに作画担当に責任をかぶせて逃げようという算段だとしか……
作画は『とらドラ!』のイラストでお馴染みのヤスさんですよね。
件の作品もあんな事になりましたし、かなりの割合で人災に巻き込まれるお方のようで……。
Posted by 市藤勇美 at 2009年09月15日 02:46
>まきこさん
周囲では持ってる人も多くて評判高いのになんで打ち切られたんだろう……。


>市藤さん
落語を扱った漫画と言えば『リンガフランカ』が好きですね。
メインは落語より漫才ですし、今は入手困難ですけど。
Posted by 白川嘘一郎白川嘘一郎 at 2009年09月15日 17:01
 
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