れとろげ。

ファンタジー風創作小説『ようこそ麒麟亭へ』

2008年07月16日

枯山水、とれび庵

むかし、ムッシュありけり。
 あひけるマダム、徒らになりにければ、詠める、

  叩くとて モナムーの戸を開けたれば
  人もこずゑの カナルなりけり
  
 ジュテーム、ジュテーム、五劫のすりきれ。


       ――『ウサギエル書』 偽典21章


(現代語訳)
とある男が、愛する人を亡くしたときに詠んだ歌

 「叩く音が聞こえたような気がして
  部屋の戸を開ける。いつも君が来ていたときのように。
  けれどもそこには誰もいない。ただ梢の上で水鳥が啼いているだけ」

三千年に一度、天女が下界へ降りて来て、下界の大きな岩をそのやわらかい衣で撫でる。これを長い年月かけて繰り返すうち、とうとうその岩が擦り切れてなくなってしまう。 この長い、気の遠くなるような時間を「一劫」と言うが、それを五回繰り返すほどの時が過ぎようとも、愛しているのだ。



 元ネタは『拾遺和歌集』の詠み人知らずの歌だったと思うけど、
掛詞などの技法はさておくとして、
 1000年前の人間が作った歌なのに、「その気持ち、わかる」とうなずきたくなってしまうほど情景が頭に浮かんでくるよね。
 それほどの喪失感を、感情を示す語をいっさい使わずに情景の描写だけで表現しているのを見ると、日本人って本当にすごいなと思う。


 そしてそれをパロって台無しにする私。


■ このオタクの電脳blog内のランキングで、だいたいいつも7位8位あたりをウロウロしているのだが、
 上位の方はみんなオフィシャルブロガーなので、一般ユーザー枠では堂々の1位だ。とは言え、これ以上にここに人を集めてくれる一般ユーザーがいないということでもあるので、喜んでいいのか悪いのか。

 単にアクセス数を稼ごうと思ったら簡単で、
 書いた瞬間に速攻でニュース系サイトにコピーされまくりそうな大ネタをいくつか知ってるので、それを書いちゃえばいいのだが、
そうするとブログランキングとか飛び越えて、
「アキバでまた殺人か 謎の変死体発見」とか新聞の一面トップを飾ってしまうことになりかねないので、やめておく。
 
 見に来てくれる方は多いに越したことはないが、最終的には「来る人ぞ来る」みたいなブログが理想だったりする。


 京都の寺社の静かな庭園に殺到してカメラのシャッターを切りまくる観光客とか、
気持ちはわかるけど何か違うと思うんだ。
 セカンドライフ:竜安寺とか、こういうのもどうかと思うけど。





 ……と言いつつ、もっと簡単にアクセス数が稼げるかもしれないネタを思いついてしまったので、
ちょっと実験してみよう。

Takeshima竹島Dokdo
竹島(独島)は日本の領土!
DOKDO IS A LAND OF JAPAN!

takeshima dokdo dokto tokdo tokto

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