れとろげ。

ファンタジー風創作小説『ようこそ麒麟亭へ』

2010年03月29日

アリスの国のアリス

いよいよ来月公開となるティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』

本家ディズニーばかりでなく、
ユニクロやらアクセサリー業界やら、いろいろな業界が便乗してきていますね。
やっぱりという感じ。
ユニクロまで来るとは思わなかったけど)


ディズニーアニメ版のアリスは、絵柄や演出がどうもバタくさすぎて好きでないのですが、
私以外からもそういう声もがいのか、意識して雰囲気を変えたような関連商品が
ディズニー公式ライセンスでも発売されつつあります。





これはUFOキャッチャーで一目で惹かれてゲット。





この本の挿絵のタッチを意識しているのかな?
装丁がポップで可愛くてついこちらも買ってしまいましたが。
うちに『不思議の国のアリス』はいったい何冊あるやら……。
あと、挿絵が『ムーミン』のトーベ・ヤンソン版のアリスなんてのも出てます。





次はコレが欲しい。



アリス不思議の国のスイーツマスコット BOX   


Posted by 白川嘘一郎 at 13:15Comments(2)映画・小説

2009年06月27日

Gacktが仮面ライダーに変身!



GACKT“イケメン”仮面ライダーに変身!(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/06/26/01.html



歌手で俳優のGACKT(年齢非公表)が仮面ライダーになる。8月8日公開の映画「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(監督金田治)に出演。1973~74年に放送された「仮面ライダーV3」の人気キャラクター「ライダーマン」に“変身”する。「親子、友達、世代を超えた仲間で楽しんでもらえるとうれしい」と話している。








ディケイドの主題歌CD (なぜか買ってる) の初回特典PVを観て、

「これはGacktもライダーやりたがってるんだろうなぁ……吾郎ちゃんに先越されたし。
 ギャラとスケジュール的にTVでは無理だろうから劇場版のゲストキャラぐらいで」

とか思ってたんだけど、まさか実現するとは。
しかもライダーマンなんていう通好みの渋いキャラで。
さすがGackt、ただのヴィジュアル系イケメンじゃないぜ。


ところでこの記事だけど、Gacktはちゃんと年齢公表してるはず。
公称西暦1540年生まれなので、7月4日に469歳になります。おめでとう。


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Posted by 白川嘘一郎 at 06:10Comments(18)映画・小説

2009年06月24日

不思議の国の入国審査

2010年公開予定「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」、アリス・マッドハッター・赤の女王・白の女王・トゥィードルダムとトゥィードルディーを公開 - GIGAZINE

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090624_alice_in_wonderland/





何年か前にどこかで、

「あのディズニーアニメのバタくさいアリスは、いいかげん何とかして欲しい。
 どうせアレンジするならティム・バートンにでも作らせろ」


とか書いた記憶があるのだが、いつのまにか本当に作っていたらしい。

こういう、誰もが思いつくけど、思いつきのまま終わらせてしまうようなことを
力ずくで実現までこぎつけちゃうところは好きだぜアメリカ。
  



Posted by 白川嘘一郎 at 23:21Comments(0)映画・小説

2009年04月20日

『ザ・クイズショウ』第1話


どうも役名が違うだけで基本的なストーリーラインは深夜版と同じっぽいですね。

記憶喪失の謎の司会者による生放送クイズ番組『ザ・クイズショウ』。
回答者が正解するごとに賞金の額は跳ね上がっていき、
最終問題をクリアすれば、番組の力で何でもひとつ望みを叶えてもらえる。
しかし問題が進むにつれ、その内容は回答者自身のプライベートな質問にまで踏み込んでいく……。


というのがこのドラマの基本設定。
金と夢のために、自らの触れられたくない秘密を衆人の前にさらけ出せるか、という葛藤と、
言葉巧みに回答者の精神を揺さぶる司会者との心理戦がドラマの中心となります。

めちゃイケでやっていた企画『クイズマジオネア』のシリアス版みたいなこの設定は、
深夜版のストーリー以外にもいろいろ拡げられる余地があるだけに残念。
まぁ、これから違う展開に進む可能性もないではないですが。


あと、30分の深夜枠のほうがテンポも良かったように思います。
TVの生放送スタジオという「密室性」こそがこのドラマの緊迫感を生むキモなので、
裏方のドタバタとか必要以上にいりません。
その尺は、一話限りの登場となるゲストたちの人物描写を掘り下げることに使うべきでは。


深夜版での第1話の回答者は、山本耕史演じる村瀬というミュージシャンで、
かつて光GENJI風のルックスで「素晴らしき世界」というヒット曲を飛ばしたものの
大麻で逮捕されてからは仕事もなくなり落ちぶれた生活を送っているという設定でしたが、
やはり主演がジャニーズになったのでこれはマズかったのでしょうか。

ちなみにスタジオで「素晴らしき世界」を歌い、司会者がボソッと「ひでぇ曲」と毒づく流れも一緒。

「素晴らしき世界」は、記憶の重要な鍵としてその後も毎回流れることになりますが、
「イニシアチブ、俺」もそうなるのでしょうか。


『素晴しき世界』歌詞
    原曲 森谷雄
    作曲 NARASAKI
    作詞 及川拓郎

庭で拾ったどんぐり
ケミカルウォッシュに詰めて飛び出した
バイクで駆け抜ける青梅街道

君の瞳はワンメーター
靖国通りを右折が近道
恋の路地裏は工事中さ

(コーラス)Non!Non!Non!Non!

寝言で呟いた告白
君には届かない
KA・MO・NE?
二人の思い出のマトリョーシカ
剥き続けたら
KO・KE・SHI?

だから Hey!
自転車に乗って飛び出そう
アダルトチルドレーン

(掛け声)忍者っ!忍者っ!忍者っ!忍者っ!

It`s wonderful world
It`s wonderful world
中途半端なお前を
It`s wonderful world
It`s wonderful world
いつも半目なお前を 信じ続けてたい

(台詞)忍法、壁抜けの術ぅ~!韓国で整形して来い!
  


Posted by 白川嘘一郎 at 13:00Comments(0)映画・小説

2009年02月24日

オスカー氏の秘密





今日は朝からやたらとよく耳にする言葉ですが、
皆さんはこの「オスカー」という名前の由来をご存知ですか?

なんとなく「映画界に功績を残した有名な偉人の名前なのだろう」とか思ってはいませんか?

ところが、これの由来には諸説あってハッキリしないらしいです。
というのも、ぶっちゃけ、誰かがふざけてこの像をオスカーと呼び始めたのが由来だからなんですね。

て言うかそんなの由来でも何でもねぇじゃねーか。

さすが、アメリカ文化の象徴とも言えるものだけあって、いいかげんにも程があります。
なのにその名がアカデミー賞の代名詞としてまかり通っているばかりか、
あまつさえ公式サイトのURLまでoscars.orgにしてるし。

実際はこれ、オスカーさんではなく十字軍の騎士をモチーフにした像だそうですが、
なぜ十字軍なのかもやっぱり不明です。
(一説によると会議中に殴り書きしたスケッチが原画だとか)



ちなみに、オスカー像が盗難されるという事件がこれまで2回ほどありましたが、
いずれも盗んだものの処理に困り、そのへんのゴミ箱に捨てられた状態で発見されています。
どいつもこいつも行き当たりばったりが過ぎるわ。



  


Posted by 白川嘘一郎 at 16:31Comments(5)映画・小説

2008年12月27日

シャーロック・ホームズ・イレギュラーズ 未公表事件カタログ





今年、ソフトバンク文庫で
 『「堕天使」がわかる』
 『「世界の魔法使い」がわかる』
 『「伝説の乗り物」がわかる』

などのファンタジー資料本を手がけ勢いに乗る森瀬繚氏とクロノスケープの新刊。

シャーロック・ホームズ。
一介の小説登場人物に過ぎない身でありながら、これほどまで多くの作品で引き合いに出される存在と言うのも、他に類を見ないのではないだろうか。

この本はなんと、そんなホームズのパロディ・パスティーシュ作品を徹底的に網羅した一冊。
タイトルからして、かの「ベーカー・ストリート・イレギュラーズ」(ベーカー街遊撃隊)をもじっており、シャーロキアンならニヤリとさせられる。

ホームズの博識ぶりと捜査能力を彷彿とさせるように、
取り上げる範囲は小説だけにとどまらず、映画・アニメやPCアダルトゲームまで及ぶ。
なんとあのトーワチキの迷作ファミコンゲーム『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』までしっかりと取り上げられているのには驚いた。
個人的にはあれをホームズとは認めたくないのだが……(笑)


  



Posted by 白川嘘一郎 at 21:31Comments(2)映画・小説

2008年12月04日

加納朋子 『コッペリア』 (講談社文庫)

漫画や映画ばかりではなく、たまには小説の紹介も。


加納朋子は、いわゆる「日常の謎」系ミステリに分類される女流作家。
「日常の謎」とは、血なまぐさい殺人事件だけがミステリではなく、ふとした日常生活の中でも人の心は無数の謎を作り出すのだ、というテーゼのもとに紡がれるミステリである。

このジャンルの代表的な作家としては何と言っても北村薫が挙げられるが、
加納朋子もまた北村薫の影響を強く受けている。
しかしながら北村薫よりも叙情的な面が色濃く見られ、どことなくファンタジックで柔らかい雰囲気の文を書く作家だ。

タイトルにある『コッペリア』とはバレエの演目のひとつ。
からくり仕掛けの自動人形コッペリアに恋をしてしまった青年の喜劇。

ピュグマリオンの神話やホフマンの『砂男』の物語を下敷きにしていることが示すように、
古来より人形という存在には、人を魅了する妖しい魅力がある。


――どこから話そうか。
ひねくれ歪んだ人間達の、もつれねじれた物語だ。
本当の主人公は、人形なのだけれど。


この物語は、天才とうたわれる人形師、如月まゆらの生み出したいくつかの人形と――、


 誰かの暗い鬱憤晴らしの結果、片目をえぐられたり、脚を切り取られたり、そ
れでも死にきれなかった犬や猫がいるとする。すると必ず、その可哀想な動物を
引き取って慈しみましょうと申し出る人が現れる。なかなかできないことだ。尊
敬すべき人種だ。どうせ飼うならそんなボロボロの動物ではなく、真っさらで可
愛い仔犬や仔猫のほうがいいに決まっているのだから。
 僕の養父母は二人とも、そうした慈愛に溢れた高潔な人間だ。だから僕は彼ら
を尊敬している……心から。


人として、愛情を感じ取る感覚が欠落しており、人形に心奪われる青年、了と――、


 私は昔から虚栄心が強く、目立つことが大好きだった。だから女優という仕事
は私の自尊心をいたく満足させてくれた。まったく別な人格を演じるということ
も、面白くてならない。舞台の上なら清らかな聖女にも横暴な女王様にもなれる。
 とは言え、良いことばかりでは決してない。
「手っ取り早く貧乏になりたかったら芝居をやれ」とは、仲間うちでささやかれ
ている笑えないジョークである。


その人形と瓜二つの美貌を持つ、小さな劇団の舞台女優、聖との物語である。

ミステリの手法としては、
複数の人物の視点と時系列が巧みに織り交ぜられる叙述トリック型。

北村薫のミステリは、「そのような行いをする動機があった人間は誰か」や「その人物はなぜそのような行動を取ったのか」という個の視点がカギとなることが多いが、
加納朋子の場合は、人物同士の隠れた関係性を解き明かすことが、事件の核心に繋がるケースが多い。

(以前、「男性はパーソナリティに萌え、女性はシチュエーションに萌える」
 という仮説を立てたことがあるが、あながち外れてもいないと思う。)

この『コッペリア』もまた、人形に関わる者たちの数奇な結びつきが
ミステリという視点からも、奇妙な恋物語としても、大きな意味を持ってくる。。

本格ミステリでは味わえない、切ない謎と、優しい結末を、あなたに。


  



Posted by 白川嘘一郎 at 00:46Comments(1)映画・小説

2008年11月16日

泡の残滓

TBS日曜劇場の『SCANDAL』を、こないだちょっと見てみて、
てっきり時代設定が'90年代ぐらいのドラマなんだと思っていたら
どうやら現代らしいのでびっくり。

だってさ、登場人物のファッションとか、
出てくるお店の内装とか、会話のやりとりとかのセンスが
まるでバブル時代にタイムトラベルしたかのような代物なんだもの。

出てくる男の職業が、大手広告代理店勤務に外務官僚に証券マンに開業医に美容師、
その妻たちは元モデルやキャビンアテンダント。
当時の言葉で言えばヤンエグ(笑)にデルモ(笑)にスッチー(笑)ですよ。


調べてみたら演出・プロデューサーがあの『男女7人夏物語』の人だったので納得。
脚本の井上由美子さんが手がけた『きらきらひかる』は、原作付きドラマのお手本と呼べるぐらい見事な出来で大好きなんだけど、
TVドラマって、どんなに才能あっても流行のセンスを掴み損ねると終わりだからキツイなぁ。
過去の亡霊に憑りつかれ、世間との感覚の乖離に気づかぬギョーカイ人の悲しさよ。
まぁ、おそらく30~40代の女性をメインターゲットにしてると思われるので
そのせいもあるかもしれないが、視聴率はやっぱり下落中の模様。

「トレンディドラマ」と呼ばれたひとつの時代の終焉を感じさせ、
個人的にはノスタルジィを通り越して、わびしく物悲しい気分になるドラマです。   



Posted by 白川嘘一郎 at 23:23Comments(0)映画・小説

2008年08月30日

『33分探偵』

「この事件、俺が33分もたせてやる!」

あからさまな証拠が残っていたり、すでに犯人が自首してきていたり、
5分で解決してしまうような事件を、強引な推理をこねくり回し、
33分間の番組枠いっぱいに引き伸ばす、“33分探偵”鞍馬六郎。



原案・脚本は福田雄一。
DOCOMOとタイアップし、広告代理店業界の内情を描いたドラマ『ですよねぇ。』
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』『逆境ナイン』などコメディ脚本には定評がある。

経歴の中に『1ポンドの福音』(脚本)とかもあるのが多少気になるが、
あれはまぁ、脚本のせいじゃないしなぁ。

そんなわけで、クセのあるキャスト陣とスタッフが悪ノリ全開で、
先週はあのガチャピン&ムックがゲスト出演したりとかなりのフリーダム。

そう言えば、ひとつの作品で探偵役を演じた役者が、
別の作品で全く別の探偵を演じるというのはなかなか類を見ないのではないだろうか。


「対話が成立せずいきなり攻撃を仕掛けてくる宇宙人に核ミサイルを撃ち込んでハッピーエンド」というアメリカ的下衆な頭の悪さ爆裂の映画が終わったあと、
このあと23:10から!   



Posted by 白川嘘一郎 at 21:47Comments(0)映画・小説

2008年08月02日

僕が読みたかったのは…こんなマンガじゃない!!






松ケン暴露、ドS松雪すんなりファーック!




最初は面白かったけど、だんだんとグダグダにすら至らぬワンパターンぶりに読むのをやめてしまった『デトロイト・メタル・シティ』ですが、
まぁ、一本の映画に収めるぐらいの長さが丁度いいかもしれんね。

(同様の感想を持った『エリートヤンキー三郎』も連載続いてるし、単に私の漫画読みとしての感性が世間とズレてきただけかもしれないが)


それにしても松山ケンイチは、こうやって漫画系作品の仕事しか来なくなっていくのかな。
芝居してないときは本当にごく普通の青年で、バラエティとかに出ても「どこの素人さん?」という感じで、メディア受けしなさそうだからなぁ。

演技力がありすぎるがゆえに役者としてのイメージが定着しないところとか、
十年前のジョニー・デップを思い出す。



松雪泰子も、素はものすごいおっとり天然キャラ(特技は幽体離脱:本人談)なのに、
一度イメ-ジが付いてしまってからキツめの女性の役しか回って来ないね。




デトロイト・メタル・シティ ドキュメント DVD   



Posted by 白川嘘一郎 at 03:03Comments(0)映画・小説